南九州畜産獣医学拠点(SKLV)における獣医学実習とは

南九州畜産獣医学拠点(以下、「SKLV」という。)における実習は、獣医・畜産学を学ぶ学生に対して、南九州畜産獣医学教育研究センター(以下、「SKLV センター」という。)教員による施設内外で飼養される動物(牛・馬・豚・鶏)の管理・衛生指導や診療等を通じて、動物衛生学や産業動物臨床獣医学に必要な実践的な知識・技能を習得させることを目的とした実習です。併せて、SKLV センターは、農業共済団体(以下「NOSAI」という。)・獣医師会・自治体等との連携活動を通じて、家畜共済事業の役割、家畜診療所や家畜保健衛生所等の業務について理解させ、将来の産業動物獣医師の確保に資することも目的としています。

実施要項

2024年度
実習プログラム一覧:三次募集

実習コース名 コース名略称 対象学生 実習コース内容
牛・馬・鶏・豚
ベーシックコース
総合 1~6年生 各種動物(牛・馬・鶏・豚)の飼養衛生管理法を中心に学ぶとともに、そのハンドリングをはじめとした基本的な技能を習得することを目指す。
主に共用試験受験前の学生を対象とした前臨床的な内容である。
実習生は、SKLV 施設内農場において、主に動物(牛・馬・鶏・豚)の飼養衛生管理に関する講義・実習を受講する。
牛専修コース 牛専修 共用試験合格者
または
ベーシックコース修了者
牛の飼養衛生管理法や各種検査法を中心に学ぶとともに、そのハンドリングや検査法の基本的な技能を習得することを目指す。主に共用試験合格者を対象とした前臨床的な内容である。
実習生は、SKLV 施設内外農場において、牛の飼養衛生管理や各種検査法に関する実習を行う。
また NOSAI・獣医師会・自治体との連携により、家畜共済事業の役割、家畜診療所や家畜保健衛生所等の業務等に関する内容も含む。
馬専修コース 馬専修 馬の飼養衛生管理法や各種検査法を中心に学ぶとともに、そのハンドリングや検査法の基本的な技能を習得することを目指す。
主に共用試験合格者を対象とした前臨床的な内容である。
実習生は、SKLV 施設内外農場において、馬の飼養衛生管理や各種検査法に関する実習を行う。
また日本軽種馬協会・NOSAI・獣医師会との連携により、軽種馬生産事業の役割、家畜診療所や家畜保健衛生所等の業務等に関する内容も含む。
家畜衛生専修コース 衛生専修 1~6年生 各種動物(牛・鶏・豚)の防疫・衛生を中心に学ぶとともに、各種検査法について実践的な技能を習得することを目指す。
主に共用試験受験前の学生、共用試験合格者及び獣医師を対象とした実践的な内容である。
実習生は、SKLV 施設内外農場において、各種動物(牛・鶏・豚)からの採材法や衛生管理法を中心に実習し、SKLV 内実験室で各種検査法に関する実践的な手技技能を習得する。

様式ダウンロード

様式 学生 SKLV 大学
様式2 参加希望者一覧    
様式3 実習申込書    

2024年度
スケジュール(三次募集)

10月29日(火)
WEBサイト公開 → 学生の応募開始
11月29日(金)
募集締め切り → 大学にて応募者選考・申し込み
12月上旬
SKLVによる受入学生の決定 → 学生へ受入の通知
2025年2月~3月
実習催行

関連リンク

獣医学教育支援機構
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産業動物臨床 獣医学生応援プロジェクト
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家畜衛生・公衆衛生獣医師インターンシップ
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